<2016年11月1日更新>

2016年11月のフラット35の金利が発表されました。結論としては、フラット35、フラット20ともに10月の金利から若干の引き下げとなっています。

 

2016年11月のフラット35金利

 - 借入期間20年まで:0.93%(10月比 ▲0.02%)

 - 借入期間35年まで:1.03%(10月比 ▲0.03%)

※上記の金利は、フラット35の中で最低金利を提示している楽天銀行住信SBIネット銀行などの金利です。フラット35は提供する金融機関によって金利や条件が異なりますので注意しましょう。

 

先月の下旬に予想した金利よりも若干ですが低い金利となりました。予想としては当たったような外れたような微妙な結果でした。いずれにせよ、フラッ35の金利が低下したことは、今月の住宅ローンの借り入れ・借換を予定している人にとっては朗報ですね。

 

<以下は2016年10月に11月のフラット35の金利を予想した際の記事です>

記事を書くタイミングがすっかり遅くなってしまいましたが、10月21日に住宅金融支援機構が第114回貸付債権担保 住宅金融支援機構債券の債券要綱を発表しました。この債券の利回りは翌月のフラット35の金利動向を予想するうえで大変参考になる指標ですので、いつも通り来月(11月)のフラット35の金利動向を予想してみましょう。今回発表された同債券の利回りは、先月の113回0.37%から0.03%低下し0.34%となっています。ほぼ前々回(112回)の利回りと同水準となります。

 

<住宅金融支援機構債券利回りの動向>

  第107回(2016年3月):0.48%(前月比 -0.06%)
  第108回(2016年4月):0.34%(前月比 -0.14%)
  第109回(2016年5月):0.36%(前月比 +0.02%)
  第110回(2016年6月):0.23%(前月比 -0.13%)
  第111回(2016年7月):0.19%(前月比 -0.04%)
  第112回(2016年8月):0.33%(前月比 +0.14%)
  第113回(2016年9月):0.37%(前月比 +0.04%)
  第114回(2016年10月):0.34%(前月比 -0.03%)

 

上記の通り先月まで2カ月連続で上昇していましたので、利回り低下は少し久しぶりになりますね。さて、前述のような状況ですので、2016年11月のフラット35の金利はやや引き下げ傾向になる可能性が高そうです。先月の予想は見事にハズしてしまいましたので、大きな口はきけませんが、2016年11月のフラット35の金利動向を予想してみましょう。

 

2016年11月のフラット35金利予想

 - 借入期間20年まで:0.94%(10月比 ▲0.01%)

 - 借入期間35年まで:1.04%(10月比 ▲0.02%)

 

※上記の金利は、フラット35の中で最低金利を提示している楽天銀行住信SBIネット銀行などの金利を予想しているものです。フラット35は提供する金融機関によって金利や条件が異なりますので注意しましょう。

 

毎月同じことを書いている気がしますが、注意して欲しいのは、同じフラット35でも提供する金融機関ごとに金利に差があるのはもちろん、手数料やサービス内容にも違いがあります。

フラット35での借り入れ・借り換えを考えるのであれば、もっともおトクなフラット35を選びたいものです。毎月フラット35提供金融機関の中でも最低の金利を提示し続けている実績のある楽天銀行のフラット35住信SBIネット銀行のフラット35は有力な選択肢の1つであることに揺るぎはないでしょう。

 

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